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エリザヴェータ

エリザヴェータ

♫名前の由来
 ロシアの女帝からとりました。複雑な環境で生まれながらも、慈悲深い性格で、彼女の治世下で処刑された人物はいなかったそうです。その一方で、自分より美しい女性を許せない嫉妬深さを持つ人物でもあったとか。


「生きる者は、結局だれしもわがままだから。みんなだれかを守りたくて、自分を守りたくて、戦うのでしょう」

 正体は人間を憎み、魔物を従える妖精。ローナとは対になる存在で、マリアの故郷を奪った張本人です。 自らの命を使ってヴィクトルを助けましたが、最後までマリアたちと和解することはありませんでした。
 モデルとなったのはアンデルセンの童話『雪の女王』。悪い人だと思われがちですが、じつは少年カイの心を凍らせたのは彼女ではなく、悪魔が作った鏡の破片です(とはいえカイを宮殿へと連れ去ってしまうので、いい人というわけでもなさそう)。