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シハーブ

シハーブ

♫名前の由来
 アラビア語で流星を意味します。牢の中で星を眺めていたアランの前に、流星のように現れ助け出した人。砂漠の世界を思わせる語感も特徴的です。


「どうなってもあきらめるしかないなんて、そんな空っぽな気持ちだけは、もう二度と持つんじゃねえぞ」

 無愛想だけどじつは愛にあふれているおっさん、大好きです! 台詞が少ない分、その台詞を考えるのが楽しくて楽しくて。 唯一困ったことといえば、挿絵を描く際に、どんな姿にさせるかです(本当に苦労しました)。
 作中でアランの両親を出そうかどうか迷っていましたが、彼を思いついたとたんにきれいさっぱりやめました。 アランにとってはシハーブがたったひとりの父親であり、そこに血のつながりなんてものはいらないのです。