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ぼたもちは美味いという話

 3月をほぼ丸々使って『たなぼたクエスト』というお話を書きました。ありがとう有給休暇……。3月31日を締切日としていたので、(内容はともかく)無事間に合って本当にヨカッタ。自称創作者の首の皮がつながりました。ただでさえ世間でいえばフリーターなのに、締切も守れなかったら生きている価値がなくなるところでした。

 『たなぼたクエスト』は、辞典の中に存在する会社「コトノハカンパニー」にやってきた女の子が、会社見学の一環として社員たちと仕事を頑張る話です(たぶん)。ことわざを世に残していくために、ことわざの内容を現実に起こしていくのが仕事内容となっています。小学校中学年ぐらい向け、全体的にライトな内容です。シリアスな場面はほぼない。
 現状、公開する予定はありませんが、せっかく登場人物の絵も描いたので、いつか表紙を作って自分で製本できたらいいな~という願望。何はともあれ書き終わってよかった。終わりよければすべてよし、です!

 登場人物紹介を作ってみたので、載せてみます。10人くらい書きました。ちょっと辞典の中身っぽくしてみたつもりです。個人的お気に入りは、やっぱりチリツモさん(イケメンだから)。

シイの墓守-The Good People-について

 砂漠あらかるたの早見さらりさまが制作された、『シイの墓守-The Good People-』というゲームをプレイさせていただきました。
 墓守であるエリンを操作して、どうにか火あぶりの刑から逃れるために試行錯誤するゲームです。容赦なく迫り来る、サウィン祭の夜――エリンの命はプレイヤーに委ねられています! 墓守というどこか不穏な職や、シイという少々閉鎖的な集落や、呪われた泉、妖精の存在などなど……ダークでファンタジーな要素が盛りだくさんです。
 短編とのことでしたが、とても濃密な時間を過ごせます。作中の文章やキャラクターの台詞も読みやすく、すぐに世界の中に入りこめます。エンドの数もたくさん! 
 早見さまのブログにはゲームの舞台裏も書かれているので、プレイ後はそちらを一読するのもとってもおすすめです!

 わたしはかねてから早見さまの大ファンでして、過去に制作されたゲームはすべてプレイさせていただきました。どの作品も丁寧さと繊細さ、そして何より世界とキャラクターへ愛情を熱心に注いでいらっしゃるのが、作品を通して伝わってきます。一応わたしも創作者のはしくれなので、その姿勢にいつも尊敬しながら、元気も(勝手に)もらっています。

 このまま延々と、やみくもに創作活動を続けていていいのだろうか……年齢的にも……生活的にも……という不安が、たまにふとよぎったりするのですが、そんなときほかの創作者さま(特に物語をつくられる方)のお話をきくと、やっぱ続けよ!!! と開き直ることができます(いいのかそれで)。だって楽しいもんね。楽しいことは死ぬまで続けるべきなんだ! 
 それにわたしが創作をやめたら、せっかく生まれた子たちも行き場をなくしてしまうので……ひとまず、書きたいものを書き切るまで、まずは体を健康であるようにします(謎のまとめ)。自分含めた、世の中に存在するすべての創作者さまを、わたしは応援します!

 プレイ記念に、エリンを描かせていただきました。杖が……なんか……電化製品みたいになっちゃった……。光の魔法で、パァァ……的な感じです。
 砂漠あらかるたの女の子はみんなかわいいので、いつか全員描かせていただけたらなあと思ってます。

メリークリスマス(大遅刻)

 絵はちゃんとクリスマスまでに間に合わせて描いたんですけれども……日記の更新を忘れておりました! ばか! 結局遅刻だ!

 ツリーちゃんとクロースちゃん。衣装は母に作ってもらったものを描きました。
 何故こんな派手な衣装を作ってもらったのかというと、一年半ほど前から通っているジムのダンスレッスンに仮装デーがあるからです! 毎年、ハロウィンとクリスマスはみなさまド派手になります。着ぐるみみたいなのもいます。混沌です。
 去年は控えめだったわたしも、今年はめでたく友人がジムに入会したので、お揃いでド派手に決めました。踊り狂いました。
 ここでせっかく燃焼した脂肪も、正月のモチで一気に逆戻りな気がする。来月はガレット・デ・ロワ(フランスの焼き菓子)の予約もしちゃったしな。大勢で分け合うお菓子なのに分け合う人がいないので、たぶんひとりで食べます……。それもまた一興ということで。

 2022年の終わりまであと2日。それまでにどうにか終わらせたいことは、まだいくつかある。がんばるぞ。

『空飛ぶ夢の歌』を追加しました

 前回の日記から、だいぶご無沙汰になってしまいました。せこせこと旋律の続編を書いたり、職場を卒業する子に渡すアルバムを作ったり、はたまた手芸に夢中になったり……読みかけの本ややりかけのゲームにも手を出したいのですが、なかなかその時間がとれません。忙しいのではなく、本当にマルチタスクが苦手なんです。ひとつのことを始めたらそれが終わるまで、マジでほかのことがなにもできない……損な性格です。

 話は変わりまして、サイト内の物語のページに『空飛ぶ夢の歌』というお話を追加しました。文字数としては6万字程度、おそらく1時間以内で読み終わる簡単な物語です。
 この話はちょうど1年前の今ごろに、児童書の賞に応募するために書いたものでした。『旋律』の七楽章を改変して、投稿用に書き直したものです。結果は落選だったので、お蔵入りにしようか迷ったのですが。
 でも、読んでくれた友人が「子どもが夢を持つきっかけになる、とてもいい物語だと思う」だなんて、泣きたいほどに嬉しい感想をくれました。なので、わたしの中ではとても大切な物語です。登場人物の双子も、『旋律』のキャラの中で特に深く思い入れがあります。どうしてだろう、双子ってだけでなんか謎のエモさを感じるのかもしれない……。
 今あらためて読んで見ると、粗が目立つなあ、とも思うのですが。それは物書きとして成長している証だと信じて、投稿したものをほぼ丸々改訂せずに載せることにしました。
 さらにせっかくなので製本しました(写真のやつです)。長いこと表紙のデザインが浮かばなかったのですが、なんだかんだ良い出来になったと思います。中の挿絵は七楽章の使いまわしです。
 じつは文字はすこし浮き出たデザインです。文字の切り抜きがアホほど大変でした。何故いつも大変な技法に手を出すのか……。

 中身はこんな感じです。すこし字は大きめ。

 落選した話に時間かけて製本してもなあ、と悩んだりもしましたが、こうして完成させてみると「作って本当によかった」と思います。この物語を愛しているのは、ほかのだれでもない、作者のわたし自身なので!

 以上、1月2月の活動報告(?)でした。明日からまた新しいことをがんばる!

オイラはデブじゃねえ、骨太だ

 メリークリスマス! サウスパーク(というアニメ)が大好きな創作仲間の知人に、iPadケースを手作りしました。キャラクターの顔や、それぞれの名前や台詞の文字は、みんな手縫いです。大変だったけれど楽しかった~!
 知人はカートマンという男の子が特に大好きなので、優遇してポケットに縫い付けました。「I’m not fat, i’m big boned…!(オイラはデブじゃねえ、骨太だ)」は、彼の台詞です。まあデブなんですけど。 I’m not fat, の部分も刺繍しようか迷ったのですが、面倒だったのでシンプルなほうがいいかな? と思ってやめました!
 以前の記事に載せた「Loo loo loo♪」は、バターズ(画像二枚目の左上の子)の台詞でした。彼は作中でよく歌っています。

※音が出ます!

 どうやら「Loo loo loo, I’ve got some apples. Loo loo loo…」と歌っているみたいです。かわいい。でも作中屈指の不幸キャラです。かわいそう……。

 新しいミシンを買うか迷いに迷って、結局家にあるミシンを使いました。ところどころ不具合もあるものの、まだまだ現役でした。これを機に、もっとミシンを覚えたい! 次は何つくろうかなあ。巾着ぐらいならできそうかな? このiPadケースは、母の手伝いがないとできなかったんですよ……。

 キューピッド姿のカートマン。おまけとしてプラ板で作りました。マニキュアのトップコートを表面に塗ったら、いい感じに半透明になりました。カートマンのイマジナリーフレンド? 的な存在なので、作中でも透けてるし、ほかの人たちには見えません。こう書くとファンシーでかわいらしい雰囲気がするんですけれども……ねえ……。

 すゑひろがりずが好きな人には、すゑのだるまを作りました。前にミニ鼓クッションを作って渡したらとても喜んでもらえたので、その第二弾という感じです。今回も喜んでもらえました。すゑにまだ飽きてなくてよかった、笑。

 手芸、とても楽しいです!(突然のまとめ)。手作りのものを渡すのって、自己満足の押し付けなところがあるので、すこし躊躇するのですが……でもやっぱり、プレゼントして喜んでもらえたら嬉しいし、作るのがますます楽しくなる。来年はさらに技術を高めていきたいところです。

39,000か45,000か

 近ごろ、裁縫に夢中です。昨日はお休みだったので、丸一日ずっと縫い縫いしていました。楽しいぞー!  Loo loo looというのは、とあるキャラクターがよく歌っている歌の始まりです。文字の隣に、その子を刺繍する計画! 下の文も、ほかのキャラの台詞だったりします。道のりは長いけれど、完成が待ち遠しいな。こうして地道に何かが出来上がっていくのを見るのは、うれしいし楽しいです。
 しかしここからが困っていて、これを完成させるためにミシンが必要で、わたしはミシンが1ミリも使えんという事態。家に一応ミシンはあるんですが、調子が悪くて針が止まらなかったり、突然変なところで止まってしまったり。気まぐれなもんです。
 いっそのこと新調して、ミシンへのモチベーションを上げようかな? と思いましたが、値段は¥39,000だったり¥45,000だったり、これまたなかなか高価で悩みどころです。買ったところで置物になるのでは……?

 わたし「ミシン買っていい?」
 はは「べつにいいよ。今あるのも一応使えるけど」
 わたし「でも調子悪いじゃろ?」
 はは「20年以上使ったしねえ。あなたの洋服は、みんなあのミシンで作ったのよ」
 わたし「……」

 そういわれると、まだ使えるのに買い換えるのも申しわけない気がするんだよなあ! ¥39,000をとるか¥45,000をとるか思い出をとるか、もうすこし悩もうかなあ。その前に、まず刺繍を全部やらないといけない。というか、本当ならば『旋律』の続編を書かなければいけないのに、それが思いつかないから裁縫に逃げているのでした。あーあ。

〈おまけ〉先日オープンバスに乗りながら見た、イチョウの紅葉。天気もよくて、青空と葉の黄色がとてもよく映えました!