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ぼたもちは美味いという話

 3月をほぼ丸々使って『たなぼたクエスト』というお話を書きました。ありがとう有給休暇……。3月31日を締切日としていたので、(内容はともかく)無事間に合って本当にヨカッタ。自称創作者の首の皮がつながりました。ただでさえ世間でいえばフリーターなのに、締切も守れなかったら生きている価値がなくなるところでした。

 『たなぼたクエスト』は、辞典の中に存在する会社「コトノハカンパニー」にやってきた女の子が、会社見学の一環として社員たちと仕事を頑張る話です(たぶん)。ことわざを世に残していくために、ことわざの内容を現実に起こしていくのが仕事内容となっています。小学校中学年ぐらい向け、全体的にライトな内容です。シリアスな場面はほぼない。
 現状、公開する予定はありませんが、せっかく登場人物の絵も描いたので、いつか表紙を作って自分で製本できたらいいな~という願望。何はともあれ書き終わってよかった。終わりよければすべてよし、です!

 登場人物紹介を作ってみたので、載せてみます。10人くらい書きました。ちょっと辞典の中身っぽくしてみたつもりです。個人的お気に入りは、やっぱりチリツモさん(イケメンだから)。

本ができたはなし

 年始めにガレット・デ・ロワを食べました。フランスの焼き菓子で、中にちいさなコインや陶器の置物がひとつ入っています。みんなで切り分けて、コインを当てた人は王様になれる! という風習のようです。でもわたしには分け合う人がいないので、ほとんどひとりで食べちゃいました。幸せは独り占め。

 年末に印刷所に入稿した本が、ついにできあがりました~! 初めての同人誌(?)です! 紙の種類やらカバーの加工やら、箔押しやら、できることが多すぎて大変でしたが、本を作るのってめちゃくちゃ楽しいな! 金と在庫を抱えるスペースがあればいくらでも作りたい……。

 カバーがとにかくかわいいです(自画自賛)! ちょっとだけ紙がきらきらしてます。中の表紙は、オーケストラのスコア本っぽくしてみました。
 内容は、『いのちの旋律たち』のキャラクター紹介や短編などを載せています。本編を読んだあとに読む、おまけ本みたいな感じです。先に本編を作れよって話……次はがんばります。全部作ったら、いつかのコミティアに出るのが目標です。

シイの墓守-The Good People-について

 砂漠あらかるたの早見さらりさまが制作された、『シイの墓守-The Good People-』というゲームをプレイさせていただきました。
 墓守であるエリンを操作して、どうにか火あぶりの刑から逃れるために試行錯誤するゲームです。容赦なく迫り来る、サウィン祭の夜――エリンの命はプレイヤーに委ねられています! 墓守というどこか不穏な職や、シイという少々閉鎖的な集落や、呪われた泉、妖精の存在などなど……ダークでファンタジーな要素が盛りだくさんです。
 短編とのことでしたが、とても濃密な時間を過ごせます。作中の文章やキャラクターの台詞も読みやすく、すぐに世界の中に入りこめます。エンドの数もたくさん! 
 早見さまのブログにはゲームの舞台裏も書かれているので、プレイ後はそちらを一読するのもとってもおすすめです!

 わたしはかねてから早見さまの大ファンでして、過去に制作されたゲームはすべてプレイさせていただきました。どの作品も丁寧さと繊細さ、そして何より世界とキャラクターへ愛情を熱心に注いでいらっしゃるのが、作品を通して伝わってきます。一応わたしも創作者のはしくれなので、その姿勢にいつも尊敬しながら、元気も(勝手に)もらっています。

 このまま延々と、やみくもに創作活動を続けていていいのだろうか……年齢的にも……生活的にも……という不安が、たまにふとよぎったりするのですが、そんなときほかの創作者さま(特に物語をつくられる方)のお話をきくと、やっぱ続けよ!!! と開き直ることができます(いいのかそれで)。だって楽しいもんね。楽しいことは死ぬまで続けるべきなんだ! 
 それにわたしが創作をやめたら、せっかく生まれた子たちも行き場をなくしてしまうので……ひとまず、書きたいものを書き切るまで、まずは体を健康であるようにします(謎のまとめ)。自分含めた、世の中に存在するすべての創作者さまを、わたしは応援します!

 プレイ記念に、エリンを描かせていただきました。杖が……なんか……電化製品みたいになっちゃった……。光の魔法で、パァァ……的な感じです。
 砂漠あらかるたの女の子はみんなかわいいので、いつか全員描かせていただけたらなあと思ってます。

メリークリスマス(大遅刻)

 絵はちゃんとクリスマスまでに間に合わせて描いたんですけれども……日記の更新を忘れておりました! ばか! 結局遅刻だ!

 ツリーちゃんとクロースちゃん。衣装は母に作ってもらったものを描きました。
 何故こんな派手な衣装を作ってもらったのかというと、一年半ほど前から通っているジムのダンスレッスンに仮装デーがあるからです! 毎年、ハロウィンとクリスマスはみなさまド派手になります。着ぐるみみたいなのもいます。混沌です。
 去年は控えめだったわたしも、今年はめでたく友人がジムに入会したので、お揃いでド派手に決めました。踊り狂いました。
 ここでせっかく燃焼した脂肪も、正月のモチで一気に逆戻りな気がする。来月はガレット・デ・ロワ(フランスの焼き菓子)の予約もしちゃったしな。大勢で分け合うお菓子なのに分け合う人がいないので、たぶんひとりで食べます……。それもまた一興ということで。

 2022年の終わりまであと2日。それまでにどうにか終わらせたいことは、まだいくつかある。がんばるぞ。

もう師走という現実がつらい

 近況としては、タイトルまんまの気持ちです。もう2022年終わるのか……そして10月も11月も全くサイトを更新していなかった……せめて月に1回はなんか書こう。わたしよ。

 うちの中国風青年のフェイイェンです。最近は文字より絵を描くことが多くて、ちょこちょこと何かしらの絵が生まれています。あとで(いつかとも言う)まとめて載せます。いただきものとして素晴らしい絵も何枚か追加されたので、それも紹介しないと!

 今年の6月くらいから、中国語を勉強し始めました。無料(ここ大事)の勉強アプリで毎日10分くらい……進捗速度は亀! 職場で一緒に働いている子の中に中国人の美少女がいるので、その子に聞いたりもしています。
 ようやくすこしだけ覚えたので、フェイイェンの紹介文を中国語で書いてみました。

 他是我思考故事人物。他叫飛燕。十七岁。他的特长是武术。非常强!
 还有,他会弹二胡,所以他一边弹二胡一边旅行。他喜欢音乐……还有也喜欢可爱的女孩子。
(彼は私が考える物語の人物です。名前は飛燕といいます。17歳。特技は武術です。とっても強いよ!
 それと、二胡が弾けます。なので二胡を弾きながら旅をしています。彼は音楽が大好き……あと、可愛い女の子も)

 大体こんな感じ(になるはず)です。わからない単語は翻訳アプリを使いつつ、文章の構成は自分で考えてみました。合ってるのか……? 合っていることにします!
 飛燕で、フェイイェンと読みます。がさつだけど明るい性格なので、台詞が書きやすい。かっこいい役も、かっこ悪い役もなんでもできる。彼が生まれてから、わたしの心はさらに豊かになりました……。

 どうでもいいですが、この絵を描きながら何故かT-ARAのSEXY LOVEを聴いていました。なので頭の中がセクシーセクシーいってる。

第2話もろもろを追加しました

 いのちの旋律たち ―奏でる風のゆくえ―に、新たな登場人物紹介ページと、第2話をようやく追加しました。遅いな! 第1話載せたのいつだよ……そもそも2話を書いたのも、一年以上前だったりします。
 遅くなった理由としては、タイトルが思い浮かばなかったり、こんな内容にして後々取り返しのつかないことにならないか? という大雑把な不安などなどです。わたし自身としては、HPに載せる(公開する)をした時点で、出版したと同じ定義にしようかなって思っているので、載せた以上は誤字脱字以外の訂正はなるべくしないようにするつもりです(大丈夫なのかな……)。といいつつ、行き詰まったらしれっと変えるかもしれません。なんの計画もなしに物語を書くって普通に阿呆なんだよな……。
 続きを楽しみにしてるというお声をかけてくださった方々、本当にありがとうございます。おかげで更新することができました。創作者に大切なものはいつだって尻を叩いてくれる存在なんだなってつくづく思います。この調子でまだまだ書いていきたいです。

 新たな登場人物の絵は、いつものように創作仲間の知人にお願いしました。美男美女ですね! 17歳のマリアちゃんは当然可愛いのですが、作者としては中国風イケメンのフェイイェンがとってもお気に入りです。大好きなのでつい出番が多くなりがちです。とにかく台詞が書きやすく、動かしやすい。かっこいい場面も情けない場面も様になります。かわいい女の子が大好きですが、女の子の扱いにはまるで慣れていないという、ウブな一面もあります。幸せになってほしい(他人任せ)。
 旋律二期は、それぞれタイプの違う悩める青年どもが出てくるので、彼らを書くのが楽しみでありつつ、難しいなあとも思います。マリアちゃんのことも、12歳だったころとの書き分けができるといいなあ……二期は物書きとしてのいろいろな挑戦になりそうです。

 個人的には、このふたりの組み合わせがエモです! アラン(17)とマリア(17)。しかし現在公開してる話ではまだ出会ってすらいないという……。絵を眺めながらふたりの会話でも妄想しておきます。

ドット絵の沼にハマる

 前回、四人のドット絵を描いてうまくできたので、調子にのって背景も描いてみました。ドイツのローテンブルクの写真を見ながら、ぽちぽち打ちました! 『旋律』的には、二楽章に出てくるレープクーヘンという王国がこんな感じの街並み、という設定です。
“Come on a journey with us !”=一緒に旅に出よう! というような意味です(たぶん)。マリアちゃんたちはいつだって、新たな旅の仲間を待っているのだ!

 なるべく多くの色は使わずに、少ない色でまとめるのが目標でしたが、結局とっちらかってしまいました! すぐにいろんな色を使いたくなる……色使いは永遠に修行の身です。
 ちなみに、ツイッターのヘッダー用に描きました。サイズはぴったり! 気に入ったので、スマホケースのデザインにも使ってみようかな? いっそのこと、街のマップでも作ってみようかな? みんなの横向きや後ろ姿も作れば、いよいよ動かせるようになるし……そうするともしかして、ゲームもどきのマップができる……? あれ、同人誌つくる計画はどこに? ていうか3日位前は、クロスステッチをやるとかいってなかったか? でも、お人形もつくりたい……ちなみに仕事中は、いつもお話の続きを考えているので、大体ぼんやりしていて怒られています。問題児すぎる。

 さらに、LINEの着せ替えも作りたいとか考えている輩です。どうしてこう、なんでもかんでも手を出すんだろう。まず人に頼まれている案件をやろうな。

この世に存在するものは全てドットで作られているかもしれない

 前にローナちゃんのドット絵を描いたんですが、今回はほかの仲間たちにも挑戦してみました! 左からヴィクトル、ローナ、マリア、アランです。
 ドット絵は本当に苦手というか、そもそもどこから点を打ち始めればいいのかわからないので迷いがち……。男の子ふたりは特に難しかったです。だってイケメンなんて、どうやってドットで表現するんだい? でもこうして眺めてみると、みんな結構かわいくできてお気に入りです♪ 
 これを元絵にして、クロスステッチをやるつもりです。というか、そのために描いたのに色が多すぎる……たまごっちのドット絵を見習え!
 ちなみに日記のタイトルは、線ってドットの集まりなんだよな……人間も粒子が集まってできたものだし(?)という謎の哲学思考にハマった結果です。

 4月はほかに、旋律一期の同人誌を作るための作業をしています。もう一度文章を見直したり、表紙絵をどうしようか考えたりしています。それと、何部印刷するかとかも……印刷会社に入稿するのは初めてなので、慎重にいきたい。なにより金がかかりまくる!
 それと、ちょこちょこドラクエ11Sを進めています。ようやくゲームに手を出せる余裕が出てきました。ibもリメイク版が配信されたので、どこかで時間を見つけてやりたいな。

『いのちの旋律たち ―奏でる風のゆくえ―』を公開しました

『旋律』の続編となる、『奏でる風のゆくえ』のページをようやく作りました! 長かった……相変わらず粗の目立つページ作成です。誤字脱字や表示に問題があったら本当にすみません。
 そして続編を書きはじめてから、だいぶ時間が経ってしまいました。1話を書いたのは、なんと今から一年も前です。時の流れ早すぎないか?
 なぜ公開にこんなにも時間がかかったのかというと、途中でLINEスタンプを作ったり手芸にハマったりしていたからです! あと、サウスパークを見まくっていたからです。許されたい。
 とりあえず、既存キャラチームからは最初にアラン(17)を登場させました。ああ、立派になりやがって……作者は嬉しいぞ~! それもこれも、創作仲間の知人が素晴らしいキャラクター絵を描いてくださったおかげです。
 やっぱり美青年だと妄想が捗りますね! 美少年のときもよかったけどね!(補足をしますと、作中ではアランが別段美形であるという設定は特にないです。絵の力がすさまじいだけです)

 続編は一応、前作よりも大人っぽい? 内容を目指すつもりでいます。それがどれぐらい大人向け、の内容になるのかは全くもって不明です。なにも計画がありません……いきあたりばったりとは、こういうことをいいます。
 ただ、物書きとして様々な展開や描写を試してみたいという気持ちがあるので……まあつまり、やりたい放題書きまくろう! という感じです。
 キャラクターへの愛だけは日を重ねるごとに増えてゆくばかりなので、とにかくどうにか完結させよう! がんばれわたし! そして愛だけでなく語彙力も上げような!

 そういうわけなので、ぜひ『奏でる風のゆくえ』のページをのぞいていただけたらうれしいです!

 

「ぶうーん」

 幼女もかわいいぞ~。 
 この子の台詞を書くのが毎回楽しくてしかたないです。

『空飛ぶ夢の歌』を追加しました

 前回の日記から、だいぶご無沙汰になってしまいました。せこせこと旋律の続編を書いたり、職場を卒業する子に渡すアルバムを作ったり、はたまた手芸に夢中になったり……読みかけの本ややりかけのゲームにも手を出したいのですが、なかなかその時間がとれません。忙しいのではなく、本当にマルチタスクが苦手なんです。ひとつのことを始めたらそれが終わるまで、マジでほかのことがなにもできない……損な性格です。

 話は変わりまして、サイト内の物語のページに『空飛ぶ夢の歌』というお話を追加しました。文字数としては6万字程度、おそらく1時間以内で読み終わる簡単な物語です。
 この話はちょうど1年前の今ごろに、児童書の賞に応募するために書いたものでした。『旋律』の七楽章を改変して、投稿用に書き直したものです。結果は落選だったので、お蔵入りにしようか迷ったのですが。
 でも、読んでくれた友人が「子どもが夢を持つきっかけになる、とてもいい物語だと思う」だなんて、泣きたいほどに嬉しい感想をくれました。なので、わたしの中ではとても大切な物語です。登場人物の双子も、『旋律』のキャラの中で特に深く思い入れがあります。どうしてだろう、双子ってだけでなんか謎のエモさを感じるのかもしれない……。
 今あらためて読んで見ると、粗が目立つなあ、とも思うのですが。それは物書きとして成長している証だと信じて、投稿したものをほぼ丸々改訂せずに載せることにしました。
 さらにせっかくなので製本しました(写真のやつです)。長いこと表紙のデザインが浮かばなかったのですが、なんだかんだ良い出来になったと思います。中の挿絵は七楽章の使いまわしです。
 じつは文字はすこし浮き出たデザインです。文字の切り抜きがアホほど大変でした。何故いつも大変な技法に手を出すのか……。

 中身はこんな感じです。すこし字は大きめ。

 落選した話に時間かけて製本してもなあ、と悩んだりもしましたが、こうして完成させてみると「作って本当によかった」と思います。この物語を愛しているのは、ほかのだれでもない、作者のわたし自身なので!

 以上、1月2月の活動報告(?)でした。明日からまた新しいことをがんばる!